水晶のいろいろ
無色透明水晶の種類
山入水晶(ガーデンクォーツ)
一度出できた水晶が、再び成長をはじめる場合がある。
つなぎ目があるので、水晶の中に水晶が入って見える。つなぎ目の部分が山の形をしているので、山入水晶と呼ばれている。
また、
山の表面に緑泥石などの別の鉱物が付着していて、見えやすくなっているものもある。なかなかわびさびの世界を持つ水晶である。
水の入った水晶(水入り水晶)
成長する水晶の中に、水が残っている。水晶の中で気泡が動くため水の存在がわかる。
また水の中に含まれる別の成分が、再び結晶化する時もある。水の入った水晶は珍品で割って確かめることがもったいないので、ころころ転がるその結晶が何か分析することはしない。
草入水晶
草といっても植物が入っているわけではない。毛のように見えるのは、非常に細かい鉱物で角閃石や電気石である。
針入水晶(ルチルクォーツ)
針入水晶では、金色や銀色の鍼がたくさん入っているように見える。この針はルチル(金紅石)という鉱物である。そのためルチルクォーツといわれる。また、スタールビー、スターサファイアのスターの原因でもある。
色のついた水晶の仲間
煙水晶(スモーキークォーツ)
色のついた水晶でいちばん多いのは煙水晶。 アルミニウム・イオンを含有し、それに天然の放射能があたったための色である。煙のように黒い部分が立ち上がって見えるものもあるし、うすい茶色の茶水晶や真っ黒なものもある。
しかし、本物の黒水晶の数が少ないので人工加工品が出回っている。また煙水晶の黒いもののほうが黒水晶と呼ばれてしまうことも多い。
紫水晶(アメジスト)
有色の水晶で二番目に多いのは、紫水晶である。
紫色はごく微量の鉄が含まれていて、その鉄に天然の放射能があたり、特殊なイオンの状態になったため、きれいに紫色に発色することが解明されている。
紅石英・紅水晶(ローズクォーツ)
ローズ・クォーツといわれる紅石英は、ローズの色をしている石で、わりによく産出する。けれど、結晶しにくい性質のため紅水晶だと、たいへん珍しい石になってしまう。
アベンチュリン
インド翡翠ともいわれるアベンチュリンも石英だが、緑色の雲母を含むために緑色になっている。スモーキークォーツやアメジストのようにイオンの段階での発色ではなく、別の鉱物が入っていることで色が出る。
レモン水晶
硫黄が入りこむことによって淡い黄色になる水晶で、レモン水晶がある。かなり珍しい水晶である。
水晶の仲間
顕晶質
アメジスト、シトリン、スモーキークォーツ、アベンチュリン、ロック・クリスタル、
プレーズ、ホークスアイ、タイガーアイ、 ローズクォーツ、ミルキークォーツ
潜晶質
カルセドニー、カーネリアン、クリソプレーズ、アゲート、ブルーレース・アゲート、
ジャスパー、ブラッドストーン、珪化木、ヘリオトロープ、モス・アゲート、オニックス サード









